面接における犯罪一覧(随時更新)

面接における犯罪とは

面接における犯罪とは,面接官の心証を悪くする手法のことを指し,この犯罪を犯した人は漏れなく落ちることが知られている.

estis(2022)

ということなので,過去に犯した罪とこれから犯す罪を数えていくことにします. 対策が思いつきそうならそれも載せるようにします.

犯罪集

  1. 面接前の事前課題でその技術について問われることが明らかかつ時間があったのに,その対策をせず面接に挑んだら実際に問われて敗北した.(N社)

    対策:

    • 明らかなら対策する.
  2. zoomに入った後,開始前に挨拶してからアプリが落ちた.(L社 - 1)

    対策:

    • zoomを信じず,うまくいくことを祈る
    • 挙動の確認をする.
  3. zoomの顔出しで自分だけがひっくり返る.(L社 - 2)

    詳細:

    失敗の図
    対策:

    • zoomを信じず,うまくいくことを祈る
    • 挙動の確認を事前にする.
  4. デュアルブートしてる別のOS側にスライドを置いたのを忘れたままzoomに入ってしまう.(L社 - 3)

    対策:

    • 自分を信じず,どちらにもスライドを置いておく
    • 自分の確認を事前にする.
  5. 面接先の企業への質問があるか聞かれたところ,思い出せず焦る(L社 - 4)

    対策:

    • 思いついていることがあるなら面接前にノートに取っておくなどして準備をする.
  6. 志望動機を準備せずに参加してしまって,その場で理由をひねり出したため言葉の羅列が汚くなった.(R社)

    対策:

    • 少なくとも30分前には準備する.
    • あとで思いつくだろうと慢心して面接5分前まで寝ない.

京都大学 大学院情報学研究科 知能情報学専攻 合格報告(シケ対編)

tl;dr

過去問は大事. 過去問以外の演習も大事. 緊張対策のなにかがあるととても良い. 最悪のパターンを避けるために志望理由はしっかり書いたほうがいい.

bio

京都工芸繊維大学 (中略)情報工学課程 B4のestisです. 資格(?)はAtCoder水,APくらいで, 数学とかプログラミングが好きです.

週記

五月まで

院の第一志望を京大知能情報に,第二志望に工繊情報に設定する.

六月

第一週

院試へ意識し始める

  • 競プロ禁を開始
  • 募集要項の回収,志望理由書の作成
  • 線形微積の演習本の回収
  • 院試までの計画立案

第二週

院試の出願開始日に出願書類を提出

第三週

  • 微積演習終了
  • 線形代数は飛ばした(軽く読んでできそうだったので)
  • 統計の学習

第四週

併願する院の申し込みをした

七月

第一週

第二週

この演習で統計に語彙問題が出たら破滅することが判明したので,統計選択を破棄し信号処理選択へ移行.信号処理の本を図書館で回収,学習開始.

第三週

  • 信号処理の学習・演習終了
  • 過去問を見て,演習すれば十分とみる.

第四週

第五週

  • 過去問演習

参考書籍・文献

受験本番の感想

(以下は特にひどい自分語りになります,ご注意ください)

一日目

朝はめちゃくちゃ緊張しました. 中学入試は一般でしたが大学入試はAOで通してるので,まともな試験は10年ぶりくらいになります. 体の震えが感じられるほど緊張していました.

試験のスコアの体感などは別記事に載せています.

午前に事故ったおかげでなんというか微妙な成績でした.

二日目

口頭試問対象者が発表されるタイミングで緊張しました. 口頭試問前は初めて会ったお兄ちゃんとお話できて緊張はしなかったですね. 口頭試問はガッッッッッッッッッッッチで緊張しました. (話によると)准教授以上全員とからしいのでやばいです. やばかったです.

発表することは「自分がやりたいこと」だったのでそれを話し, 質問内容はそれに併せて志望理由書からのものがあったのでそれに答えました.

つまり,成績に反映されない(っぽい)からといって志望理由書は雑に書けないということです. ちゃんと書きましょう(一敗) 徹夜で駄文をもりもり生成したやつをそのまま提出してしまったのでいまは恥ずかしい思いでいっぱいです. (逆に言えば,ここで怪文書を先生方に読ませるチャンスとも言えます)

あとはやりたいことを定めていい感じに詰めて話せばできると思います.

疑問点など

口頭試問の仕組みについて

今回の募集者数は33,合格者数は37(内,口頭試問被害者数6)でした. 過去のデータが見れないのでわからないんですが,結果から推測すると,およそ上位30人を合格,その後10人くらいを口頭試問にかけてそれなりの評価があったら合格,なんでしょうか? しかし,過去の合格者のそれを見てみると,口頭試問は成績ギリギリだから第一志望はないだろう,みたいな意見もみられよくわかりません.(実際,口頭試問被害者かつ第一志望通過しましたし……) 実際のところは気になりますが,誰も教えてくださらないんでしょうね……?

最後に

志望理由書はそれなりに書いたほうがメンタル的にもモチベ的にも良いかもしれません. その後は筆記試験対策をするに限ります. (ないに越したことはないのですが)口頭試問は当日に志望理由書をもとに話すことを決めておけば大丈夫だと思います.基礎事項の確認などがあると怖いので軽く語彙くらいは見ておくといいのかもしれません.

伝えるべき内容はおそらく以上になります. ぼくは院試対策が辛かったので頑張ってとは言い難いですが,ここで頑張って以外に使える汎用的な語彙がありません. 頑張ってください.

京都大学 大学院情報学研究科 知能情報学専攻 合格報告(日記編)

以下は試験直後に書いたものに加筆修正を加えています. 試験対策編はこちらです

2021/9/6 追記: 成績開示結果

院試が終わりました.

負けました.勝ちました. 敗因(と思ったもの)は勉強不足,院試への過学習と思います. 院試直前の記録を残そうと思います.

院試前日(7月30日)

準備して,大学で所用を済ませて,京大でなにか院試に関わることの発表がないか確認して,ホテルへ. いつか京都のホテルに泊まりたいと思ってたんですが,こんなタイミングで泊まることになるとは思っても見ませんでしたね. 適当に過去問を眺めて,うーん解けるなぁとか思いながら寝る努力をしました.

院試一日目

寝られませんでした. 大変でした.

より正確に言うと,4時起きです.異常起床です.

普段の生活を思い返してみると,ぼくが悪いとしか言えません.(6時就寝12時起床) 大変ねむぅございました.

大変なままコメダで朝ご飯を摂って,京大へ対戦に.

午前の部

無事敗北しました. 敗因はいろいろありますね.

  • 線形に時間を割きすぎた
  • 解析で解ける問題を見逃した
  • ただの高校数学を解けなかった
  • データ構造とアルゴリズムのコーナーケースの具体的な構成に固執して時間を無駄に割いた.

いま思えばどれもできそうな感じはしますが,過去にifはないんですよね. 素直に敗北です.

点数にすれば50-60/100あれば幸運,ってところだとは思いました.

午後の部

こちらは辛勝くらいだとは思います.

情報理論は最後のハフマン符号に関する問題のみがハフマン符号を正確におぼえてなかったために解けなかったのが惜しいところです.

信号処理は問題理解に誤りがなければほぼ満点ですが,そうじゃない場合は破滅ですね.

点数は60-90といったところでしょうか.

全体評

微積のテンプレのガンマ関数とガウス積分はどこにやった!言え!

微積は勝てる,線形はヤバイの出たら勝てないだろうな〜〜〜とか思ってたんですけど,逆で泣いちゃいました.

午前が終わって,あまりにメンタルが終わったので大学の友人たちを召喚してメンタル回復をしていただきました.その折は非常に助かりました.ありがとうございます.

参考までに,TOEICは650で出しました. どこかの課程では50/100として扱われてたので,知能情報だと25/50くらいになったんですかね?

ということで,成績は135-175/250,割合にして50-70%くらいのスコアになるんでしょうか.微妙ですね.

その後

午後がおわってからはTTさん,ヒトデマン音ゲーしました.たのしかったです.

院試二日目

よく寝ました. めっちゃ寝ました.

二日目は口頭試問です.

一日目の様子から,あるとすれば不合格よりの合否ギリギリのラインだろうと判断して,着ていく服をスーツか私服かをめっちゃ迷いましたが,スーツがなかったので私服にしました.(シャツはLinuxのペンギンが描かれたやつ!なお一日目は鞍馬さんで売ってる狐のシャツ.好き.) 結果として非スーツは受験生の大多数を占めていました.

さて,11時に公開されるはずだったやつを10時半に現地で確認した結果,

ある意味で(?)残念なことに,対象者になってしまいました.

一応最悪の場合を想定して,大学に向かう途中に発表する内容のアブストを考えていたので,それを詰めたのと基礎的内容を問われたときの対策として過去の問題形式のときに出題されてきた問題をみるなどして対策に努めました.

13時40分集合だったので30分くらいに行って,そこで出会った東京のお兄ちゃんと雑談をしながら対象者待機室で試験時間を待ちました.あれは非常に助かりましたね.ありがとうございました.

口頭試問は順番に5分ずつくらいで,4番目に呼ばれました. 試験会場前でちょっとだけ待って,会場入りしました.

会場には先生方20人位がいました.

gg,対戦ありがとうございました.

ぼくのハートはもう持ちません. 緊張で声も体も震えて破滅してました.

司会の先生の「まずやりたい研究の内容について教えてください」で,まず破滅しました.

てっきり基礎事項の確認から始まるのかと思っていたので,テンパった挙げ句,もともと伝えたかった内容も飛んでしまい発表できませんでした. しどろもどろになりながら先生方に伝えるように努力はしました.

終わると,次は「先生方質問等はありますか?」です. 事前に提出していた志望理由書を元に,「なんでその研究をやりたいと思ったの?」「数学してきたっぽいけど,どうやって勉強してきたの?」「どうやって数学を活かすの?」「昨日の数学はどうでした?」(←これいちばんやばい気持ちになった)といった質問がなされ,それっぽい回答をしました.

それらが終わると開放され,基礎的事項はどこ???という疑問を覚えながら退出しました.退出してから来た感情は,やらかした,負けた,辛いといったものだったことを覚えています.

やはりこのときも大学の友人を頼ってメンタルを回復させていただき,本当に感謝しています.ありがとうございました.

TLの皆さんの応援も力になりました.ありがとうございます.

このあとは大学から徒歩で北野天満宮に行き,嵐電で嵐山,バスで京都まで戻って帰途に.

ぼくが初めてまともに受けた入学試験でした.

多分これが公開される頃には,これを読み返してぼくは悲しい気持ちで一杯になってるんでしょうけども,試験は楽しかったと思います.

結果発表

最近寝不足だったんですが,久々に9時間寝られました. おかげで結果発表までゲーセンで一緒に過ごそうとした友人との約束に遅れました. スコアは破滅でした.

時間が近くなってきたのでピザを回収して大学へ.

動画撮影しようと思ったんですが,現地は無限に人が居たので失敗しました.

勝ちました.

面接で事故ったと思ったんですが受かりました. とても嬉しいです.

あとあと,口頭試問のときお話してくださったお兄ちゃんも受かってました!!!嬉しいです!!!

成績開示

  • 英語: 25
  • 情報学基礎: 45.3
  • 専門科目: 73.5
  • 口頭試問: 137.9

でした。英語は想定通り、情報学基礎はおもっきり下振れ、専門はほぼ想定、口頭試問はなんでしょうね……

6-7割でほぼ確定合格、5割で口頭試問とは聞いてましたが、そんな感じなのでしょうか。 それと、第一志望に通せたのは本当に運が良かっただけっぽいですね……

謝辞

(実名は避けます,すみません) n先輩,kさん,qさん,lさん本当にありがとうございました. 特にn先輩,kさんの助力がないとなんの手も出せずに敗北するところでした.

大学同期のいつもの方々,ありがとうございます.みなさんがいないと一日目の午前試験後,二日目の口頭試問後の最悪の気分を乗り越えられませんでした. 試験対策中も話を聞いてくださったり,雑談に応じてくださったり,はたまたゲームに付き合って頂いたりと数えあげるとキリがありません.

改めてありがとうございました.